【法学部】法学部入学前に読むべき本【書評】【2022年更新】

みなさんこんにちわ。

今回は、法律勉強歴5年？の私が、法学部入学前にぜひ読んでほしい本をセレクトしました。これから法学部に入学する高校生や、いまから法律を本格的に勉強する法学部１、２回生方にぜひチェックしてもらいたいです。

１．『法律学習マニュアル』

法律学習マニュアル 第4版 -- How to study the Law

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弥永 真生
有斐閣
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法律学習者必携の一冊。

 

この手の指南本の中では、ベストセラーであり、大学生協に行けば必ず売られていると言っても過言ではありません。

 

法学部生は、講義・ゼミ・レポート・答案作成など様々な事に取り組まなければなりません。その度に、たくさんの困難に直面すると思います。

 

そして、困難に直面する度に、ぜひ本書を読み返してほしい。間違いなくあなたを正しい方向へと導いてくれます。

 

私自身も今まで幾度も本書に助けられてきました。

２．『判例の読み方』

判例の読み方 -- シッシー&ワッシーと学ぶ

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青木 人志
有斐閣
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法学部生になると、 判例学習を避けることはできません。

しかし、判例学習は難しいです。

判例を学習していると、「判例の射程が及ばない」とはどういういこととか。『傍論」ってなんだと。『先例的拘束性』とはなんなのかと、

 

 

たくさんの悩みを持つようになるでしょう。

 

 

法学部生なら誰もが抱く悩みです。

 

 

 

ぜひ本書を読んで先回りしてほしい。

 

 

 

 

本書は、対話形式で進むため、非常に読みやすい。感覚的には、わかりやすいゼミを受講しているような感じです。

 

 

 

本書を読んで、ゼミがどんな感じなのかもわかります。

３．『リーガル・リサーチ＆リポート』

リーガル・リサーチ＆リポート

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田高 寛貴 原田 昌和 秋山 靖浩
有斐閣
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法律の勉強をする為には、様々な文献を調査する必要が出てきます。

 

 

「法律の調べ物の方法がわからない」という方は、まず本書を読みましょう。

 

 

 

調べ物の実践方法まで丸分かりになります。 

４．『法を学ぶ人のための文書作法』

法を学ぶ人のための文章作法

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井田 良 佐渡島 紗織 山野目 章夫
有斐閣
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法学部は毎日のように文章を書かなくては行けません。

レポートや期末試験や、ゼミ等では必ず文書作成が求められます。

しかし、法律文章の書き方を教えてくれる教授は多くありません。出来て当たり前という認識でしょうか。

法律文章には独特の作法があります。

まずは、本書でその作法を学んでほしいです。

法律学の「書き方」を学ぼう
法について学んだ知識を,「よい」文章として表現するにはどうすればよいか。本書は,法律の文章ならではの特性や,基礎となる日本語の文章作法を丁寧に解説。文章例や練習問題も豊富に掲載した。答案やレポートを書くのが苦手と感じている人は必見。

５．『大学生のための法学トレーニング』

大学生のための法学トレーニング

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大林 啓吾 三省堂 2014-02-26

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法律の勉強方法の実践を体験できます。

 

 

習うよりまずは実践してみろというのが、本書のコンセプトです。

 

 

 

実践に法律を学ぶ過程が可視化されています。

 

 

また、ワークシートも収録されているので、すぐに法律学習を体感することができます。 

６．『法解釈入門』

法解釈入門 -- 「法的」に考えるための第一歩 補訂版

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山下 純司,島田 聡一郎,宍戸 常寿 有斐閣 2018-03-23

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法律の答案は、条文→法解釈→規範定立→当てはめの順で構成されるのが通常です。

 

 

本書ではとりわけ法解釈に絞って解説が施されています。

 

本書は入門書であることから、初学者が学習しやすいように工夫がされています。具体的には、第一章で法解釈の概念を学ぶ、第二章で、憲法・民法・刑法それぞれの法解釈の具体例を学ぶ、そして最後の第３章で１つの判例を２つの分野から読んでみるという、構成になっています。

 

 

１つずつステップを踏んで、学習をすることができます。 

７．『新・大学生が出会う法律問題』

新・大学生が出会う法律問題‐アルバイトから犯罪・事故まで役立つ基礎知識‐

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信州大学経法学部 創成社 2016-07-16

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本書は、法学部生ではなくても、大学生なら読んだ方がいい本です。私たちの生活がいかに法に支配されているのかがわかるようになります。

 

法学部生にとっては、本書が取り上げる身近な法律行為、例えば美容室のカット、スポーツ事故、就職、自転車事故等から基本７科目を概観することができます。

 

ぜひ読んでほしいです。社会人でも遅くありません。 

８．『法学の世界』

法学の世界　(新・総合特集シリーズ 3 別冊法学セミナー)

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安部 圭介,飯田 高,磯部 哲,大屋 雄裕,笠木 映里,桑村 裕美子,齋藤　哲志,笹倉 宏紀,島並 良 日本評論社 2013-03-18

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 本書は、少し入門者には難しいかもしれません。やや上級者向けの本と言えるでしょう。しかし、内容は大変有益は記載であふれています。それも、各法分野の第一線で活躍している中堅研究者によって執筆されており、刺激的です。研究者になりたいと考えている学生や、法を研究するとは具体的にどのようなものなのか知りたい方にはおすすめです。

９．『プレップ法学を学ぶ前に』

プレップ法学を学ぶ前に <第2版> (プレップシリーズ)

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道垣内 弘人 弘文堂 2017-11-21

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これは、伝統的な入門書です。入学前の説明会でも紹介されていた記憶があります。薄っぺらくて、すぐに読めるのでさしあたり、本書で法律学習の概観を掴むのはありです。 『柱書』とは何を指すのか。『但し書き』とは何を指すのか。法律学数で最初でつまずく点を潰すことができます。

１０．『新・センスのよい　法律文章の書き方』

新・センスのよい法律文章の書き方

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木山 泰嗣 中央経済社 2018-04-28

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 『法律文章の書き方』のリニューアル本です。こちらもロングセラーなので、買って損はないと思います。

 

 

本書は、弁護士の先生に書かれている本なので、非常に読みやすいです。本書を読んで、法律文章を学ぶことができる上に、弁護の書く文章を読むことができます。

 

 

著者はかなり有名な弁護士なので、知っている人も多いはずです。

 

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