お久しぶりです。今日も暑いですね。
いきなりですが、TPPが進展していますね〜
米国を除く11カ国による環太平洋経済連携協定(TPP)が拡大に向けて本格的に動き出しているようです(知らんがな)。
19日に閉幕した交渉会合では、参加国の拡大へ協力することで一致したようで、タイや英国の参加も実現するかもしれないとのことです。
1. 国際取引の増加
TPPの進展に伴い、日本企業が避けて通れなくなった問題と言えば、国際取引です。
国際事業を展開していくためには、英語の契約書を正しく理解し、諸外国の企業を対等に交渉しなければなりません。
しかし、実際にところ、大企業はともかく日本の中小企業は、このような国際取引を遂行する能力を有する人材を有していないのでないでしょうか。少なくとも、人材が不足していると断言できます。
TPPの発展に伴い、ますます国際取引の増加が見込まれる現在において、英文契約書の読解力は、大変需要のある能力であると言えます。
そこで、今回は、英文契約書を読めるようになるために、オススメの書籍を紹介したいと思います。
やっと本題に移れる…
2. 『はじめての英文契約書の読み方』
本書は、英文契約を中心とした契約審査・反訳業務に特化した仕事をしてきた著者が、その仕事によって得た知識・ノウハウをまとめた一冊です。
本書は、「英語そのものを読解すること」に照準を合わせた英文契約書の解説書であり、ただただ対訳を乗せて英文契約書のサンプルを掲載するという従来の解説書とは異なり、英語の構文を一つ一つ押さえながら、英文契約書を精読する技術を身につけることができるように作られています。
英語の小説とは異なり、読解のスピードではなく何より正確な読解が求められる、契約書においては、非常に大切なことです。
また、本書は、読者が自力で英文契約書を読めることが出来るようになることを目的としていることから、実際に使われた生の英文契約書が多数掲載されています。
本書を通読すれば、十分な英文契約書の読解力をつけることが出来るようになるのではないでしょうか。
将来企業法務部で働きたいと考えている方、渉外弁護士になりたいと考えている方、海外留学を予定している方は是非本書で英文契約書の読解力をつけてもらいたいです。
はじめての英文契約書の読み方 (アルク はたらく×英語シリーズ)
posted with amazlet at 18.07.20